こんにちは @me_shine_land です。グラーッチェ、グラーッチェ(コルポ・グロッソのウンベルト風に)。
仕事がうまくいかなかったり、プライベートで嫌なことがあったり。
落ち込むことってありますよね。
私はいままでそのようなことがあると
「どうして自分はこんなにダメなのかなあ?」
と自分を責めてばかりいました。
ひとつの物事が悪い方向にむかうと、すぐに「全ては自分が招いてしまったことだ…」と自責の念にかられてしまうのです。
我ながら「メンドクセー性格だ。」と思うのですが、それを変えられないのもニンゲンってやつでして…。
しかしある一句に出会い、私はあまり自分を責めることがなくなりました。
もっと正確に言うと
ダメな自分を受け入れられるようになりました。
その一句とは…
曇っていてもそこにあるのは「富士山」ですよね
晴れてよし 曇りてもよし 富士の山
もとの姿は 変わらざりけり
この一句を残したのは明治維新のハイライト、江戸城無血開城で活躍した幕臣「山岡鉄舟」です。
山岡鉄舟 - Wikipedia |
「どんなにいいことがあろうと、どんなに悪いことがあろうと、どんなに嬉しいことがあろうと、どんなに悲しいことがあろうと、たとえどんな感情をいだいても自分は『自分』なんだ。」
と解釈しました。
富士山はたとえ晴れていようが、曇っていようが『富士山』ですよね。
晴れた日の富士山も美しいですし、曇った日の富士山も実に風情があります。
そういうふうに自分自身を客観視できるようになると、楽しい時の自分はもちろん楽しく見えますが、不安になった時も「こういうことだってあるよな、晴れてるばかりじゃないさ。」と一歩引いた角度で見るようになります。
「今の富士山はどうかな?うん、少し雲がかかっているけどこれもまた富士山だよね。」
自分を責めてしまっていたことも、自分をダメだ、と思ってしまうことも遠くから見つめれば「ちょっと小雨がふってるだけ。富士山はやっぱり富士山」なんですよ!
そう思うとなんか笑いがこみ上げてくるんです。
「明日の富士山は…まあ…晴れるかな?」
最後に
とここまで書いておいてもついつい自責の念に囚われてしまうこともあります。
長年の癖ですから…なかなかその境地に達するのは難しいものです。
まずは深呼吸。
そして眺めてみます。晴れるといいな。
あなたの心に届きましたらポチリとご登録をおねがいします。
0 件のコメント:
コメントを投稿